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運動不足のデザイナーが、健康維持のため厳選したAppleWatch用アプリ10点

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10に移行しました

SE(第一世代)を購入して早3年。 (そのときの詳細はコチラ↓)

気づけば入浴時以外はほぼ着用しており、外すとなんだかソワソワしてしまうレベルの依存体質になってました。

「ここまで酷使できるのなら、そろそろエントリーモデルから卒業しても良いのでは?」と、フラッグシップモデルへの乗り換えを検討しつつもお値段(約6万円)に二の足を踏み、7→8→9と見送ること3年。

バッテリーの持ちがやや気になってきた & SE(第一世代)がWatchOS 11の対象外となった理由で10の購入を決定しました。

発表から予約開始のタイミングで即予約。10日ほどワクテカしながら発売当日に自宅へ届き開封の儀。

開封するだけで所有欲を満たしてくれるパッケージ構成は相変わらず。

前情報では「画面サイズが大きくなった」とか「1mm薄くなった」とか大々的に告知されていましたが、正直「微々たる仕様変更じゃね?」と斜に構えてましたが、

1mmの厚さダウンは初回取り付け時に結構感動してしまったり、

画面のサイズアップの恩恵はマジ半端ない! ことがわかりました。

視認性に加え、キーボードのタップが格段にやりやすくなってます。

生活への恩恵は?

元々、健康管理が目的で購入。効果があるのか半信半疑でしたが、いまや手放せないアイテムとなってます。

自分にとってApple Watchは、“スマホと連動して持ち主の健康状態を視覚化するモニター”として認識しているため、

時計機能はぶっちゃけおまけ だと思ってます。

(わあ!時間もわかるんだ! 嬉しいなぁ レベル)

そんなこんなで今回は、“3年間毎日使用してみて生活で多大なる恩恵があったアプリ”をご紹介します。

一日のルーティンと使用アプリ

基本デスクワークのため、一日の大半をモニターと対面しながら仕事をしています。 

年齢も重ねるたびに、目、首、肩、腰と各箇所の疲労度も倍増しになってきている感覚に震える日々だった3年前。

ろくに体を動かさない生活リズムの先に待つ“曇天の未来”を回避するため、アレコレと試してみて最終的に残ったアプリは下記の10点。

Auto Sleep

睡眠の質を見える化

スタンドリマインダー

座り仕事の番人

StressWatch

ストレス状態をチェック

心拍数アラート

アンガーマネジメント

Tiny Timer

タイマーアプリ

マインドフルネス

心の状態を見える化

ワークアウト

プチ運動を継続

Seconds

インターバルタイマー

フィットネス

運動量を見える化

Pedometer++

歩数計

各アプリの使用用途

一日の始まりは“快適度チェック”から

Auto Sleep

「一日の始まりはこのアプリから!」

と言っても過言でないレベルで活用(というか依存)しているアプリです。

睡眠の質はその日の仕事や生活を左右する重要な要素のため、特に力を入れてモニタリングしてます。

Apple純正睡眠アプリと比べ、睡眠の内訳が直感的でわかりやすい。 評価が高ければ幸先の良いスタートをきれますし、その逆も然り。

特筆するのは「今日の快適さ」。
睡眠時間や呼吸数など複合的な要素で算出されており、一日の終わりに振り返ってみると「結構当たってたな〜」と精度の高さに驚くことが多いです。

“借金”と揶揄された「睡眠負債」。預金状態にするには“8時間の連続睡眠”が必要ですが、継続して続けるのは以外に難しい!

定期的に机から引き剥がす!

スタンドリマインダー

AppleWatchに標準で搭載されている機能。

ずっと机に座り続けると全身の血流が滞り、動脈硬化などのリスクが格段に高まります。

そんな悪循環を回避するため、50分以上同じ場所に座り続けるとアラートが表示され、1分ほど動くことでクリアとなります。

コツとして、どんなに忙しくとも、作業で集中していたとしても「このアラートには絶対に従う!」と覚悟を決めること。(最初のうちは、体を机からもぎ取る勢いで席を離れてました)

利用する前は、2時間以上ぶっ通しで座り続けることが当たり前だったため、地味に一番健康に貢献してくれているアプリかもしれません。

睡眠中に横になった状態もカウントされてしまうため、集中モード(睡眠)などを利用してアラートを切っておくことが必須です。

忙しい時こそ“呼吸を意識”

StressWatch

体に負荷をかける緊張状態を教えてくれるアプリ。

呼吸の質が悪くなる→体がこわばる→体調を崩す という悪循環を断ち切ってくれます。

1分間ほど深呼吸やストレッチなどを行い、力んだ体をリセット!

正常な状態ならばニッコリマーク。楽しく談話しているときや、生産性の高い仕事に没頭している時に表示されます。(体はマジ正直!)

呼吸が浅くなってくると表示されるマーク。焦ったり、ミスをした時に頻繁に出ます。このマークが出たら、流れを断ち切るために席を離れて1分ほど深呼吸で整えます。

定期的にログを取ってくれるため、一日の終わりに確認するのを楽しみにしています。「あの時間帯は結構緊張してたんだな〜」と自分の思わぬ弱点がわかるのが面白い。

ブルッと震えて緊張を緩和

心拍数アラート

心拍数の上昇があったら教えてくれるアラート。

“StressWatch”は呼吸数や長さ基準ですが、こちらは純粋に心臓の動き。 

白熱した会議の進行を任されテンパってしまった際、“ブルッ”と震えることで、少しだけ我に返ることができます。(簡易アンガーマネジメントとしても有効)

本来は不規則な心拍を知らせてくれる機能ですが、BPMを低めに設定するだけで「緊張アラート」の代用となります。

「100BPM」前後に設定すると良い塩梅でアラートが鳴ります(個人差ありなので最適な値を模索してみてください)

会議や講義などの緊張する席では絶えず流れてます。(自分自身は気づかないレベルで結構緊張してるんだな〜 と新たな発見があります)

短時間タイマーで作業に集中

Tiny Timer

頻繁に使用するタイマーをセッティングできるアプリ。

Watch標準のタイマーアプリでは補完できない「こんな機能が欲しかった!」を叶えてくれます。

豊富なカラバリで色分けできるので直感的にタイマーをスタートすることが可能。気づけば大量のセットが保存されてます(すべて頻繁に使用してます)

ワンタップで開始→リセットができるので、ストレスなく使用することが可能。

文字盤でカウントダウンが確認できるのもポイント高いです。

近所の公園でボ〜っと森林浴

マインドフルネス

現代人の大半が常に脳疲労状態となっているそうです。

知識労働に加え、時間があればスマホを眺める日常は脳に安らぐ時間を与えません。

そんな悪循環を断ち切るため、一旦すべての情報を遮断して目を閉じ2〜5分の間の瞑想を行い脳を休めます。

天気の良い日は近所の公園にて日光浴と併用して休憩もしてます。

短時間の瞑想や深呼吸に着目されがちなアプリですが、頻繁に使用しているのは「心の状態」。

快適〜不快と7つの段階から、一番適切だと思う感情を選択。 

該当する状態を複数チェックすることで、現在の気持ちや感情を客観的に見ることでき、気持ちを落ち着かせることができます。

スキマ時間にチョイ運動

ワークアウト

ガッツリ運動系アプリと思われがちですが、スキマ時間のチョイ運動に最適です。

運動へのハードルが下げることで習慣化への足がかりにもなります!

3分間のラジオ体操、簡易ストレッチなど、短時間の運動とはいえ1週間〜1ヶ月となると運動量は馬鹿にできません。

休憩がてらに1〜3分ほど運動を行ってます。スクワット、柔軟体操、ラジオ体操に加えてお昼時間に10分ほどのウォーキング。

たかが1分の運動でも、一日を通せば数十分の運動量となり、1週間〜1ヶ月継続すれば何もしない状態と比べて雲泥の差があります。

OS11から難易度の登録も加わり、記録がさらに楽しくなりました

無音のインターバルで運動に集中!

手首の合図で動作に集中!

Seconds

複数の運動をセッティングし、各項目に時間を割り振れるアプリです。

各工程の終了を振動で知らせてくれるため、スマホなどの画面を見なくても運動に集中できます!

正確な時間をカウントしながらじっくりと運動が行えるのは個人的にポイント高め。

複数の肯定(動作)のあるストレッチや、運動を登録しています。 

ひとつの動作をかなり細かく設定でき、全体の順番やトータル時間などを視覚的に把握しながらセットが組めます。

個人的に一番活用するのは「フリー30秒」。どの運動にも適応できるため、重宝しています。動作の入れ替えを考えて5秒のマージンを設けるのがコツ。

「あとちょっと!」の積み重ね

フィットネス

AppleWatchと言えばコレ!というレベルで有名なアプリ(アイコン)。

3つのリングを完成させよう!のキャッチそのままに、カロリー消費(赤)、運動時間(黄色)席から立ち上がった回数(青)を視覚的に表現してます。

リング完成まで「あとちょっと」となると、非常にモヤモヤするため、追加で運動をして満足する習慣が生まれました。

視覚的かつ直感的に1日の達成度が把握できます。「あと少しで円を閉じることができる・・・」となると、少し歩きたくなる心理が働きます。このUIをデザインした方は神!

センサーで常にモニタリングしてくれているおかげで、日中の運動量がひと目でわかります。

長距離歩いた後に経路をマップで確認するのが楽しく、モチベーションのアップに繋がります。

“歩く” ただ、それだけ

Pedometer++

なんの変哲もない歩数アプリ。 

数ある歩数計アプリの中でも一番使いやすく、必要最低限の機能を網羅してくれています。

一日8,000歩をノルマにしており、歩数が少ない日は机周りや部屋の整理整頓を行い、意図的に理由を作って歩くようにしてます。

歩数に加え、進んだ距離、登った段数が表示されます。距離がわかるのは何気に嬉しい!

過去ログも確認できるので、ここ最近の運動量の把握も簡単にできます。

コンプリケーションの表示が多岐にわたって選択できるのがポイント。

AppleWatch10は買いか?

今回ご紹介したアプリを使うだけなら、Apple Watch SEでも問題ないでしょう。

ただし、SEは一部センサーが非搭載のため、日光下での活動時間の記録や血中酸素濃度などが気になる方は、フラッグシップモデルを検討するのもアリです。(ちなみに“血中酸素ウェルネス”機能は、日常で頻繁に使う場面は少ないかもしれません。)

価格は¥59,800(税込) 

一方で、現段階でSE(第2世代)は¥34,800から購入可能です。

Apple Watchに興味のある方は、まずSEで“お試し”として導入してみるのが良いかもしれません。(おそらく、SEの第3世代以降は10と同様のサイズ感が基準になると予想されるので、現行10の「画面の大きさ」や「薄さ」の優位性は2025年までと考えられます。) 

Apple Watch 10の購入に際し、“差額の2.5万円に投資する価値があるのか?”と悩みましたが、約3年間毎日使用すると考えると、¥59,800 ÷ 36ヶ月 = ¥1,661。月額約¥1,700の健康管理サブスクリプションに、もれなく時計機能も付いている!と考えれば、価値のある買い物と言えるのではないでしょうか。

バッテリーの持ちについて

Apple Watch購入を迷う理由として多くの方が挙げる「バッテリーの持ち」についてですが、3年間使い続けた結果、実際にはそれほど気にならず、「1日おきに充電する習慣がついた方がむしろ楽」と感じるようになりました。

正直、「バッテリーが3日も持たない腕時計に意味はあるのか?」と思うこともあります。ただ、これはあくまで「時計」として見た場合の話であり、「スマートフォンと連動して身体の状態を見える化するツール」と考えれば、バッテリーの持ちについてのストレスは特に感じません。

ただし、スマホと同じく1日おきで充電する習慣に加えて、長期使用を想定&イザという時のために充電ツールを持ち歩くことが必須となります。

以上! 運動不足のデスクワーカーが、健康維持のため厳選したAppleWatch用アプリ10点のご紹介でした。

次回は生活するのに欠かせなくなったアプリ7選をご紹介します。

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