ツバメのお宿 その2 -設置編-
無事取り付けはできたものの、その後トラブルに翻弄されまくった系のお話です。
サクッと取り付け
組み立てた保護柵を巣を囲む形で取り付けていきます。
毎年繰り返し使うことを想定して設計したため、取り付けは簡単。ものの数分で完了しました。
問題は入り口の大きさなんですが、「カラスの侵入さえ防ぐことができれば良いか?」と思ってました。
どうも雛を狙う外敵は他にもいるらしく“20cmほどの穴”が空いていると侵入されたケースもあるようです。
“ツバメのみがくぐれるサイズ感”ってどのくらいなんだろ?としばらく途方に暮れました。
考えていても仕方ないので、糞避けの段ボールを設置して完了。
上手く入ってくれることを祈りつつ、宿主が戻ってくるのを待ちます。
警戒レベルMAX
設置から数時間後。
宿主が帰ってきました。
「ウチがバリケードで囲まれてる!?」
とキョロキョロと見渡すツバメ達。
突然現れた保護柵に、ただならぬ警戒心を抱きながら会議中。
一旦別の場所に移動して対策を考えるため飛び立つツバメ。
二匹目も後を追う形で退避。
このアクションを6度ほど繰り返した後、
外側の巣を拠点とする選択をした模様です。
これはどうしたものか? (もうひとつ作るの?)と途方にくれること数分。
色々調べた結果、日本野鳥の会が答えを教えてくれました。
なるほど。 卵を生んだ後に設置すれば良いのね・・・
お宿はこちら
枠組みのみを残して、入り口を撤去することにしました。
トンネル状の入り口が無くなったことで警戒レベルは下がった模様。
数分後には二匹とも巣に戻った様子が確認できました。
今度はうまく行ったみたいです。
入り口は、卵を生んだのを確認してから取り付けようと思います。
“小さなものは指輪“から“大きなものは建物”まで。
ものづくりが大好き。昼夜問わず何かしら作ってます。
興味が湧いたらひたすらのめり込む性質のため、スマホには絶対にゲームをインストールしない主義。
企画や工作の記事が多めです。