ビーチグラスでつくるランプシェード
夏休みはなにする?
「夏季休暇中は何をする?」
と、デザイナーチーム宛に質問を受けた際、
「ビーチグラスで小物作り」
と答えました。 (ハチ◯レはその場のノリでデザイナー全員描いてました)
8月3日に開催した工作教室。
おかげさまで大盛況に終わり、ほっと胸をなでおろしつつ片付けをしていたところ目についたのが、
ペットボトルランタンの装飾のため、自作したビーチグラス。
“エコ素材”として準備していた材料(ビーチグラス、貝殻、枝、発泡トレイ、牛乳パック)は、ありがたいことに7割ほど消費してもらうことができたのですが若干余ってしまいました。
特にビーチグラスは思い入れがあるため「何かできないかな?」と考えていました。
連休も近づき、今年はどこか出かけるかな〜?と思いを巡らせましたが、
外の気温は連日36℃をマーク。
昼夜問わず、熱中症アラートがスマホ画面に飛びかう現実に
「引きこもり」以外の選択肢はないな・・・と決意。
お盆のお墓参りイベント以外は自宅で引きこもるに限る!と方針を定め、
冷房の効いた部屋でエナドリ片手に未読の漫画をひたすら消化する日々を送りながら、しばらくはビーチグラスのことも忘れてました。
ランプシェードを作ってみる
連休も後半に差し掛かり、そろそろ未読の漫画ストックも尽きてきた頃、
「あ、ビーチグラスで何か作りたい!!」
と謎の衝動に駆られました。(思い出して焦ったとも言う)
唐突に湧いた衝動に任せて何を作るか? を頭に思い描いた結果、
工作教室参加者のお子さんが楽しそうに“グラスをLEDライト上に積み上げていたこと”を思い出し、試しにランプシェードを自作することにしました。(お子様の想像力は無限大☆)
下調べもすることなくレシピを考えた結果、下記4点は必要と考え材料を調達しました。
①ビーチグラス
②ドーム状の型
③両面テープ
④ツナギの硬化剤
とりあえずガチャガチャのカプセルに強力な両面テープを巻き付け、隙間を空けないようビーチグラスを並べていきました。
続いて硬化剤(接着するもの)
同じく速乾性の高い硬化剤として「グルーガン」を考えてみましたが、硬化後に乳白色になることからビジュアル的やや残念と判断。
透明度が高い&硬化後の強度という意味で今回は「UVレジン」を使ってみました。
↑ UVレジン (5年ほど前のもの)
かつてレジンで指輪制作(シークレットリング)にハマっていたときのものを道具箱から発掘。 (4〜5年放置してましたが無事使えました)
固まれ!UVレジン
手持ちのUVライト(レジンを固める道具)が故障しており、硬化させるための紫外線を求めて外で作業を開始。
猛暑を避けて引きこもる連休を過ごしていましたが、結局は炎天下の下で作業するという皮肉な結果に。
ただし太陽の力は絶大!!
ものの2秒で硬化しました。
レジンが垂れていく途中で固まっていく様はなかなか見ごたえがあり、この時期の紫外線をの恐ろしさも同時に味わった次第です。
そのまま15分ほど放置して完全に硬化したかを確認。
見事に完成しました。
貼る、並べる、垂らす の3ステップで終了! 想像していたよりお手軽な工作でした。
最後の仕上げ
最後にガチャガチャのカプセルを取り除いて・・・
あれ?
ガッツリと張り付いて外れない?!
迂闊でした。
隙間なくガッチリと固定されており、無理に外そうとすると確実に壊れるほどのクリアランスの無さ・・・
ニッパーでカプセルを割りながら作業を進めようとしましたが、振動で全体が壊れそうになったので断念。
型に使用する素材は、弾性のあるボールが適任なようです。(次回への教訓)
とりあえずカプセルがくっついた状態でライトアップ!
おおっ! めっちゃイイ!!
LEDライトの光量が強めなので、薄い色のグラスでは雰囲気が半減してしまうことが判りました。
次回作るとしたら濃いブルーが適正な気がします。
サクッと作って終わらせるつもりが、これはなかなかハマれる要素満載な気がします。
ビーチグラス作りが捗ってしまうな・・・
次回は今回の改善点を反映させて作ってみたいと思います。
“小さなものは指輪“から“大きなものは建物”まで。
ものづくりが大好き。昼夜問わず何かしら作ってます。
興味が湧いたらひたすらのめり込む性質のため、スマホには絶対にゲームをインストールしない主義。
企画や工作の記事が多めです。