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ハクキンカイロ コウニュウ(購入)

blog HAMADA 日常 -アイテム-

ハクキンカイロを購入しました。

以前から気になっていたにも関わらず、“火を使用する”という工程に不安を覚え一歩踏み出せずにはや数年・・・。

しっかりと使用方法を調べた結果、ガッツリと誤解だったことが判明。

誤:カイロの中で火が燃え続けている

正:発熱をスタートする際に“少しだけ火で炙る”

不安の種が無くなったため、晴れてお買い上げとなった次第です。

待ちに待った開封の儀

キット一式。

新しく購入したガジェットはいつ見ても心躍りますが、なんでしょうこの「ニューレトロ感」。

パッケージは意図して古臭さを感じさせていますが、カイロ本体はまったく時代を感じさせないデザインです。(100年近く変わらない形状とのこと)

とりあえず熱源の元となる“ベンジン”を入れます。

燃料を入れる漏斗ですが根本に“回転ギミック”が仕込まれており、液体の流れを調整することができます。

付属品にもちょっとした工夫があり、カイロを使う前からどんどんファンになっていく自分がいました。

ちなみに燃料を入れる際は上記のような「スマホスタンド」を利用すると非常に便利です。

※プラスチック製だとベンジンで溶けてしまう可能性があるため、アルミなどの金属製をおすすめします。

着火でなくて化学変化だよ

発熱をスタートさせるには、数秒だけ火を使う必要があります。 

先端の窪んだ部分にプラチナの粉が含まれており(ガラスウールの土台に絡まっている感じです)、高い温度の熱を数秒加えることで化学反応が発生。

数秒もすれば火傷不可避レベルの高温となるのでフリースケースに入れ、温度をまろやかにして使用します。

↑蓋を火口に近づけて曇ったら反応が開始されている印。しばらくしたら高温になります。

発熱の仕組みは下記の通り。

①タンク内のベンジンが気化

②気化したベンジンはくぼみ(出口)から通過、プラチナと混ざって化学反応(高熱発生)

③高熱が本体の金属に伝導して素手では触れないレベルの熱を有する

実際に使ってみるまでは、窪んでいる部分に火が常時点火しているものだと勘違いしていました。

「下手に使ったら大事故になりかねない危険なアイテムだなぁ」と、後ろ向きなイメージを持っていたため個人的には衝撃の事実です。

この点は勘違いしている人が多いんじゃないかな?と思います。

ちなみに火口を暗い部屋で見ると写真のように赤く色付きます。

プラチナにベンジンが触れ、酸化反応している様子なのですが、何も知らないと「着火してるじゃん!?」と驚いてしまいますね。

発熱を途中で止めたいときは、「ジップ付きの袋」に入れておけばOK!

空気を遮断することで、酸化反応が止まります。 ※再度使用するには火口に着火する必要があるため少々手間がかかりますね。

100年近く変わらない形状、付属品の完成度、カイロとしての使い勝手の良さ。

もうね、ロマンの塊ですね。

「なんでもっと早く買わなかった!?」と心底思った故に、今後はガシガシ使っていきたいと思います。

【ケースを自作してみました↓】

【中綿の取り替え方法はコチラ↓】

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