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まるで紙のような壁 -企画室リノベ vol.6-

ミッション

前回の様子はこちらから↓

今回は“壁貼り”にチャレンジします!

なるべく簡単、スピーディーに

※完成イメージ ↑

本来の壁作成は、

①2.5mmのベニヤ板を柱に沿って貼る
②その上から壁紙を貼る or 塗装を行う。

上記工程を経て作ります。

今回は壁の全長(サイズ)が「縦2.7m×横11m」もあるため、作業やコスト的な面を考えてメリットのある工法を選択したいものです。

そんな中、壁の材料として候補に上がったのがコレ。

撮影の背景に使用するスクリーン ↓↓

全体の大きさが「2.72m×11m」あるので、

「このロール状に巻かれたスクリーン(厚紙)を柱に沿って一気に敷いていけば万事解決じゃね?」

と、簡単なノリでテストしてみることにしました。

使用済みのスクリーンを壁に立て、コロコロと転がしていきます。

なんでしょう・・・この違和感。

とりあえずその場にいたスタッフのほぼ全員が「生まれて初めての光景を目の当たりにしていたろうな・・・」と思いました。

一区画分貼り終えて全体を確認。遠くから見れば何の違和感もない白壁に見えます。

「思っていた以上に良い!」との判断で、壁紙の材質と方針が確定。

ついでに入り口のドアを新しいものに付け替えて、ピッタリと合うように柱の位置を調整。

これで壁紙貼りの準備が全て整いました。

壁紙貼り本番

何度か練習して壁紙貼りがスタート。

テスト用とは異なり、高級感のある黒色の壁紙がチョイスされました。(「向こう側の明かりが漏れない」との理由も込みで)

大きな紙をコントロールするのは想像していた以上に難しく、途中で何度も微調整を掛けながら徐々に固定していきます。

中盤からメンバー全員がコツを掴んできたようで、瞬時に各自の分担を決めてテキパキと作業をこなしていきました。

– 1時間後 –

最後の壁紙を固定して無事ゴール!! 

・・・と、思ったのですが、

あれ? なんか凄いシワになってない?!

壁のいたるところに大きなシワが発生。 遠くから見ても結構目立つ感じで確認できます。

柱の間に壁紙を支える“骨組み”が少ないため、紙の重さでたるんでしまうようです。

何度かやり直しを試みましたが、現状の状態や工法では回避不可能だと判断しました。
(本日はここでお開き)

突然の仕様変更

「もう少し綺麗に貼る方法はないか?」とスタッフ一同考えながら帰宅した翌日、

「壁紙を剥がします!」

と部長がひと言。

Σ(;´Д`)

\(^o^)/

(^o^#)ビキビキ

みんなが一生懸命に貼った壁紙を剥がすとか「ちょっ!おまっ!」といった感じですが、何やら考えがあるご様子。

ちなみに弊社の部長ですが、(この人↓)

ものづくりが好き過ぎて年々守備範囲が広がり、気づけばガチめな装備で社内を徘徊。(作業服率多し)

「企画部」に席を置き、普段はデザインをしている人なので、ここ数日の仕事を行っている姿はなかなかのインパクトでした。

(ちなみに今回のリノベーションはこの人の発案です)

手間のかかる再スタート

部長が提案してきた案。

それは「壁にベニヤを貼る」。つまるところの正攻法にて壁を作るということでした。

2.5mmのベニヤ板を貼るため、角材を組み合わせて骨組みを作成。

続いてベニヤ板をビスで固定。ひと通りの作業をこなしてみて「コレならば行ける!」との目処が立ったようです。

とはいえ壁のブロック全てに「骨組み」と「ベニヤ板」を貼っていくため、膨大な時間がかかることから年内の作業完了は難しいと判断。

完成は来年に持ち越しとなりました。

次回はとうとう最終回となります。

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