仮面ライダードライブ・シフトカーの改造ネタです。
今回は回転の要となるパーツの「ピン抜き」と「クリックギアの改造」をご紹介。
※1. ネタ的にアレですが企業のブログです。
※2. すべての作業は業務時間外にて行われています。
※3. 経費は無論個人持ちです。
お正月休みを利用してあれこれ「ここをこうしてみたら?」という箇所を自分なりに改造していました。
放映前は 「“ ただの「捻るだけ」のミニカー” に500円なんてwww」と思っていた自分の手元には数種類のシフトカーが駐車されており、好みの造形の物が劇中で出てくると「え〜とこいつの発売は〜」とGoogle検索に走る始末・・・
ガチャガチャでハズレを引いても「改造パーツゲット!!」とナチュラルに思っている自分がいます。
“こどものおもちゃ”から“改造して遊べる素材”に変わると見方が全然変わってくるものです・・・。
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気を取り直して本題に入ります。
今回使用する素体は「シフトフッキングレッカー」
今のところ食玩Verしか発売されておらず、発売日当日にアソートから即消えていったシフトカーです。
(近所のイ○ンの食玩売り場にはTAXIとベガスが山積みで棚を守護していました。)
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早速分解して手元にあった“マッシブモンスター”とコんがらガっち。
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ガチャVerと食玩Verとの比較。回転部が容易に分解できるガチャVer に対してピンで固定されて分解不可能な食玩Ver。
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今回改造する「シフトフッキングレッカー」は「食玩Ver」でしか発売されておらず “LED発光”の改造を施すには分解が必要なため
・ガチャVerの回転部を使用する。
・ピン抜きを自力で行う。
の2点から選択する必要があります。 今回は「ピン抜き」を選択。
上記写真の金属部を熱したハンダこてで30秒ほど当てます(周囲のプラスチック部分に当たらないように十分に注意して下さい、速攻溶けます。)
時々「グッ」っと軽く押し込むと熱伝導によりプラスチック部分が緩むため「ズルリ・・・」とピンが押し込まれます。
ピンの緩みを感じたら裏側をペンチでつまみ引き抜きます(金属部分が高熱になっているためヤケドに注意して下さい)
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今回はただ分解するだけでは面白くないので、ギア部分の45度刻みのクリックをパテ埋めして劇中のように180度クリックができないものかを検証。
今回使用するパテはGSIクレオスの“Mr.造形用 エポキシパテ エポパ PRO-H (高密度タイプ)”
不必要な溝をリューターで削ってパテの食いつく範囲を広げてパテ盛り
完全硬化したところでナイフで削ってヤスリがけして形を整えます。
ピン抜きの際にプラ部分が若干融解しているためネジがガッチリを固定されて行きます。これでいつでも分解が可能な回転部ができあがりました!
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・・・う〜ん。
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全然ダメでしたね・・・ 想像以上にクリック感が消えて歯切れが甘く若干気持ち悪い・・・。
まだ45度刻みでカチカチカチッと鳴った方がスッキリして気持ち良いです。
結構期待していたのですが180度の回転を体験したければ玩具Verを購入せよということで落ち着きました。
とりあえず今回はここまで。
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次回はスイッチ部分の簡略化についての考察をご紹介。
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