前回のネタに対して多数の質問が寄せられましたので改造手順の説明です。
※1. ネタ的にアレですが企業のブログです。
※2. すべての作業は業務時間外にて行われています。
※3. 経費は無論個人持ちです
今回改造に使用するのは赤色クリア成形の“バーニングソーラー”
まず手始めにシールを剥がします。(このシールの裏側に固定ネジがあるため)
ドライヤーで20〜30秒ほど温めてからピンセットで丁寧にめくって剥がします。
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無事シールの除去が完了。
取り除いたシールは再度使用するためシールの剥離紙かガムテープの上(粘着面ではない方)にでも貼って保管しておきます。
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ガチャガチャ版は連結部分がネジ留めになっているため分解が容易です。
改造する前提の場合は、中身が選べるメリットがある食玩Verよりも強烈なメリットを感じます。
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次は改造の要となるスイッチ部分の作成。
赤丸で記した箇所に穴をドリル等で4カ所開けて、
干渉する部分をニッパーでカットします。
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1.5径の真鍮線を「コ」の字型にカットして先ほど開けておいた穴に通します。
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逆側(前輪側)の連結部にも写真の箇所に穴を開けて、
一方を2.5cm程の長めにカットした真鍮線を制作。
穴に通した後で写真のように曲げて固定します。
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“ハンダごて”を使用して“真鍮線”のみ熱し、徐々にプラスチック部分を溶かして連結部分に埋め込みます。
※組み直した際に前後パーツに埋め込んだ真鍮線が上手く干渉するかを調節する必要がありますが、後で説明する方法である程度の調整は効くため深く埋め込んでしまっても問題ないです。
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先ほど埋め込んだ真鍮線の上にハンダを乗せます。(想定より“厚め”に盛るのがコツです)
連結部の組み立ての際、厚めに盛った部分をハンダをカッターナイフで削り調整することができます。
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後方パーツを写真のように銅線で繋いで前後の連結部の組み立てます。
この時にちゃんと回転するように盛ったハンダ部分を様子見しながら少しずつ削っていきます。
ちゃんと通電するかのチェック。
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今回はチップ型のLEDを使用します。
LP-3528U38FC
Vf: 1.8-2.2V
If: 20mA
Iv: 780-1000mcd
波長: 625-630nm
Angle: 120°
このまま電池に直付けするとショートして破損してしまうため40Ω(手元になかったので10Ω×4つ)の抵抗を取り付けます。
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LEDと電池を埋め込むため干渉する部分をリューターで削っていきます。
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LEDをホットボンドで固定します。
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次は電池ボックスを作成します。
材料は「アルミテープ」、「プラ版(1.5×50mm)」、「ボタン電池1個(CR2032)」。
プラ版をボタン電池に巻き付けるようにサイズを調整します。
“+ − 極”にアルミテープを巻き付けて両極の間に銅線を潜り込ませて接着。
その後、ビニールテープを強めに引っ張りながら接着。
これで電池ボックスは完成しました。
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組んでいった各パーツを組んでホットボンドで固定していきます。
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仮組みで発光するかの実験。
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組み直してネジ止めを施し、最初に剥がしたシールを張り直して完成。
暗い場所で光らせると激しく綺麗です。
電池やLEDもあと2〜3個くらいならば増設が可能なようです。
問題はクリアの透過度が高い筐体は中身が見えてしまうため、丁寧なパーツのカッティングや配線の整列が要求されるためLEDを仕込む際は方針を良く練ってから取りかかることをお奨めします。
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