この時期の定例行事となるのか？ 仮面ライダー玩具(ゴーストアイコン-眼魂-)の改造ネタです。
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目次
ことの始まり
会社の帰りにちょっとした用事でTUTAYAに立ち寄ったのが全ての始まりでした。
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あ、もう出てる･･･
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「“ロックシード”こそ究極のキーアイテム！」と思う自分にとって今回の“眼魂-アイコン-”は非常に魅力の薄いアイテムに写っていましたが、いざ目の前に現れるとやや高揚気味になり物欲に抗えないものです。
ちなみに今回の価格は「400円」
シフトカーの500円も大概でしたが、今回の割高感もなかなかのものですね･･･
（なんとなくアストロスイッチを初見した時と同じような気持ち･･･(´~`)
とりあえず欲望を開放して1回。
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／ テッテレ〜♪ ＼
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エジソン眼魂（エレキ攻撃を食らうと閃く発明王）でした。
あれ？ なんか想像してたのと雰囲気が違う･･･
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初回からレア
どうやら初回からレアを引いた模様です。
通常版との差異は正面パーツのメッキ、クリアパーツがラメ仕様に変更の2点でした。
（本音を言うと通常版が欲しかった･･･）
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外観と詳細を確認
向かって右側にある突起物を押すと中心の眼球のようなイラストが回転して4つの模様（眼球、ナンバリング、ライダーフェイス、偉人のキーアイコン）に変わります。
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改造する前のチェック
このまま終わるとネタ的にしょっぱいので、前回のシフトカーに引き続きLEDを仕込んで発光させてみようと思います。
まずは分解
とりあえず分解作業に移ります。
手始めに後ろにあるネジ4つを外せばOK。
（シフトカーは1カ所 “シール部分”を剥がして隠しネジを露出させる必要があったため眼魂の分解は割と楽です）
分解した図。
思っていたより構成パーツが多く400円の売価も納得してしまいました。
認識パーツの確認
側面にあるベルトに認識させる突起が確認できます。
何本かのピンや穴があるかと思いきや予想に反して「1本」。これには驚きました。
ベルト本体の認識部がどんな形なのか興味はありませんでしたが、これを見るとちょっと確認したくなります。
旋回部分のみ共通パーツでほぼ新規金型だったシフトカーに比べ眼魂はこの側面パーツのみが相違しており、その他のパーツは基本的には流用（カラーやシールは除く）のようです。
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改造の方針を考える
「発光」させるだけでは物足りない
今回の改造では“ただ光らせるだけ”では面白くないので、ちょっとした変化球を仕込みたいと思います。
いろいろ検討して背面に設置することに決定。
※QRコードシールは残念ながら剥がすことになりました。
シールの綺麗な剥がし方はコチラでご紹介しています↓ ↓
電源スイッチの埋め込み方
端子部分を写真のように寝かせます。
マーキングしてドリルとアートナイフを使い、スイッチが入るだけの穴を削ると、
綺麗に収まりました。
旋回部を仮組みして背面のスイッチが干渉しないか入念にチェックします。
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旋回部のクリアランス確保
次に追加部品のクリアランス確保のため、不必要な部分の除去。
まずは上図の天面裏のスジを平らに削り落とします。
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次に側面の大半。(この部分は後々電池を設置するため丁寧に削ってください)
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前面パーツも写真のように削って容積を確保。
（メッキパーツだけになんだか勿体ない･･･）
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最後に認識突起があるパーツの裏側を“なるべく平ら”に削ります。
更なるクリアランスの確保との格闘！「闘魂ブーストアイコン」の改造はコチラから↓ ↓
電池BOXの組み込み
市販の電池BOXでは場所をとるため、手作りの電池ボックスを作成。
（作成手順はこちらで紹介しています）
電源には“3V確保+なるべく小さな電池”ということで「CR1616」を使用。
作成した電源を先ほど平らにしたパーツの上に“強力な両面テープ”で固定。
スライドして取り外し可能な場所に設置することで電池交換の利便性が生まれます。
電池を収めるとこんな感じ。
ここは回転するパーツが干渉しやすいため、なるべく薄く作ることがコツです。
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背面のスイッチをグルーガンにて固定。
厚めに盛ると回転しなくなるので極めて薄くしてください。
LEDを取り付ける
続いてLEDを設置。
今回はチップ型のLEDを使用します。
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LP-3528U32YC
Vf: 1.8-2.2V
If: 20mA
Iv: 780-1000mcd
波長: 590-595nm
Angle: 120°
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白色LEDを使いたかったところですが、「電池が2枚になる」「抵抗を入れる必要がある」ことから今回は1.8Vから発光可能な黄色LEDを選択。
ショートギリギリですが、抵抗を使わなくても眩しく光ります。
発光テストのために仮組み。
（眼球だけにコードが“視神経”にみえる･･･）
お、ちゃんと光ってる。
しかしながら“メッキパーツ”が邪魔して、若干暗めの場所でないと発光が判りにくいです。
内部の反射のお陰で光の拡散が上手く機能していると取るべきでしょうか。
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スイッチング部分の制作方法
今回の要であるスイッチ部の改造。
ここでひと手間を加えることで「回転中は発光OFF」が可能となります。
端子作成のため、薄めの銅板を用意します。
（裏面がシールになってるタイプだと尚良し）
短冊状に切って端っこを半田付けして、
写真のように貼り付けます。
対になる白色のパーツの側面に1mmの穴を開けて針金を通して、
写真のように折り曲げます。
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全てのパーツを干渉に気をつけながら丁寧に組みたてて完成。
（正直この行程が一番大変でした）
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発光状態の確認
背面のスイッチをONにして発光！ 無事光ってくれました。
回転部分が透過しないプラスチックの立方体のため、光が丸窓から見えづらいのが難点。
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暗い場所だとそれなりに綺麗です。
明るいところだとこれくらい。
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正面が通常版の白色パーツだともっと綺麗に光るのかな？
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スイッチングの確認
背面スイッチで発光→回転中は発光OFFになるようにしてみましたが、写真では判りづらいため動画を撮りました。
「背面スイッチON」→「回転中発光OFF」→「背面スイッチOFF」の流れ。
勢いで作り始めたにしては上手く行きましたが、個人的に改善したい箇所は山盛りです。
作ってみて思ったこと
大きな反省点としては、
・スイッチング部分の改良（接点が甘いため誤作動が多い）
・背面スイッチのコンパクト化（おそらくこのままだとベルト装填できない）
・光源の拡散化（クリアランスが･･･）
の3点でしょうか。
また、シフトカーに比べてクリアランスの確保が極めて難しく、3V以上の電圧を必要とするLEDを使用する際に如何にしてコイン電池2枚のスペースを儲けていくかが今後の課題となりそうです。
ベルト装填を無視すれば外側に小部屋を増設して逃がせるのですが･･･
LEDが点照明のため暗いところだと押し出すような発光パターンでした。
回転部分の一部を切り落として「トレーシングペーパーかOHPシート化」も可能だと思われるため、プロジェクターのように改造するのも面白いかも知れません。
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今回の手順だと確実性の観点から見て50点くらい。
気になった箇所を修正した行程は次回にご紹介します。
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