Google analytics(グーグルアナリティクス)“not set”の対策をしてみる

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Google が提供しているアクセス解析ツール“ Google analytics(グーグルアナリティクス)”

サイト観覧者の詳細なデータを多彩な角度から解析(地域、使用OS、ブラウザー等)することができ、SEO対策には必要不可欠なツールです。

最近、観覧数が急増して詳細を確認した際に「not set」の表記を目にした事はありませんか?

今回はGoogle analyticsの統計を邪魔している要因を取り払い、正常化する方法をご紹介します。

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Google analyticsで統計値を出すに至り、大きく下記6種類の経路に分けられます。

  • Organic Search(オーガニックサーチ)」=検索サイトから検索して来た人
  • Referral(リファラル)」=他サイトに設置されたリンクから来た人
  • Direcr(ダイレクト)」=URLを直接入力して来た人
  • Social(ソーシャル)」=facebookやtwitterなどSNS等からのリンクから来た人
  • Paid Search(ペイドサーチ)」=google adwordsから
  • Display(ディスプレイ)」=GDNなどのディスプレイ広告から来た人

今回問題となるものは“リファラスパム”と呼ばれるものです。
上記のうち、「Referral(リファラル)」について本来トラッキング(解析)されるべきではないデータを紛れ込ませてくるスパムになります。

このスパムを放置していると、純粋にサイトを観覧してくれている正確なユーザー数をカウントすることができなくなります。

昨年(2014)から今年(2015)に掛けて急増しており、多くの場合「not set」という表記で記載されるのが特徴。
グラフ統計でみると今までに無いレベルで一気に急上昇しているのを見つけて、喜びながらユーザーの詳細を確認した際に“not set”と表記され「なにこれ?」と思った方は少なくないと思います。

 

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先月(6月)に不運にもドメインの凍結を喰らってしまい焼け野が原の状態からなんとか復旧してきた弊社のサイトですが、最近になってやたらと“not set”が目立つようになってきました。

このまま放置していても宛てにならない解析結果がどんどん増えていくだけとなるので対策してみましょう。

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まずはGoogle analyticsメニューの左側にある「行動」「サイトコンテンツ」とクリックしてサブメニューで表示される「すべてのページ」を選択。

 

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「その他」メニューを選択して「集客」「参照元」とクリックします。

 

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すると参照元の検索結果が表示されるのですが、

site1.floating-share-buttons.com

site4.floating-share-buttons.com

site5.floating-share-buttons.com

site2.floating-share-buttons.com

100dollars-seo.com

www.Get-Free-Traffic-Now.com

www3.free-social-buttons.com

等、「如何にも」なドメインが羅列されていました。

これが“not set”として拾われる“リファラスパム”です。

 

対策方法は2つあり、

【方法1】「not set」と表記される文字列自体を検索結果から場外する方法

【方法2】リファラスパムのドメインをピンポイントでブロックする方法

 

確実性を高めるため、今回は2種類の方法を同時にかけてブロックするようにしてみます。

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「アナリティクス設定」から右側にある「すべてのウェブサイトのデータ」から「フィルタ」を選択。

 

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続いて「新しいフィルタ」をクリック。

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そして上記のように設定。

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※「not set」の“not”と“set”の間に半角スペースを入れるのを忘れないように注意して下さい。

保存をクリックすれば、「not set」と表記される文字列自体を検索結果から場外する方法が完了します。

次にスパムドメインをピンポイントで弾く方法。

 

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先ほどと同じく「新しいフィルタ」をクリック。

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続いて上記のように設定。

ドメイン毎にフィルタを増やしていく必要があるので、こっちの設定は少々骨が折れます。

上記のようにフィルタを設定することで「not set」の表記は激的に減りました。
ただし“ゼロ”ではありません・・・ どうしてもフィルタをくぐり抜けて拾われてしまうスパムドメインがあります。

この辺りの対策は継続して試みるよう努力して、良い対策方法が見つかり次第お知らせします。

 

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