パッケージの製品写真を撮る際、納期的な兼ね合い(サンプルを数日しかお借りすることが出来ない等)で撮影スタジオを抑えることができず、弊社にて急遽撮影を行うことは少なくありません。
本日もその類で撮影を決行することになりました。
今回は“レインウェア”の製品撮影です。
明るさが必要なため社内で一番外の光が入るエントランスにて撮影を決行。
カメラマン兼デザイナーのKさんと入念な打ち合わせ。
パッケージデザインを眺めつつ、最適な構図や角度を検討し調整します。
○
○
○
○
○
○
梅雨時期の撮影は湿気が多く屋内でのレインウェアはなかなか暑い・・・。
この間モデル役の人は数十分ほど、そのポーズを意地しなければならないためレインコートの湿度+筋肉疲労で凄い汗に・・・
○
○
○
○
熱に弱い素材のためシワ伸ばしのためのアイロンを直接当てるわけにはいかず、至近距離から蒸気を当ててゆっくりと生地をまっすぐにしていきます。
(ただでさえ暑い衣類内部温度がアイロンの蒸気でさらに上昇を続けてサウナ状態)
○
○
○
○
モデル撮影がひと段落付いてからは製品の「置き撮り写真」を撮っていきます。
以前購入したマネキンがここでも大活躍。
パッケージの裏面で記載される“製品の特徴”等に使うプレーンな状態の写真で、非常に重要な役割を担うためクオリティーの高い写真が求められます。
レインウェアのフード部分はこのままだと自立が難しいので頭頂部に糸を付けて天井にある空調ファンと連結。
良い感じのテンションでキープされました。
○
○
○
パッケージに使用する写真ひとつにしても、納得いくまで何度も取り直しを行い構図を再考していきます。
緊急を要する案件に対しても臨機応変に対応できる弊社のスタッフ力を改めて感じた案件でした。