サンプルを作る際に使用する“穴明けパンチ”のフタが無くなりました。

元々はこんな感じで穴の径が明記されているプラスチックのフタが付いていたのですが、作業の途中に紛失してしまった模様･･･。

○

○

鉄の穴にガッツリとプラスチックが固定されているので簡単には無くなるシロモノではないと思うのですが無くなってしまったものは仕方ありません。

○

○

  
穴を開ける作業は普通に出来ますが、紙くずがポロポロこぼれてきて作業効率が落ちてしまいます。

さて、どうしたものか･･･

○

○

Amazonで￥1,054で購入することも可能ですが、それでは普通過ぎるので、今回は無くした部品そのものを作ってみようと思います。

○

○

○

○

○

○

いつものようにエポキシ造形パテを用意。
2種類の粘土状のパテをこね合わせて乾燥させることでプラスチック並の強度で硬化します。

○

○

次に用意するのは“ワセリン”。
今回は開閉を前提としたフタを作るので、取り外したい部分に「これでもか！」というレベルで塗り込みます。

○

○

混ぜ合わせたパテをゆっくりかつ隙間ができないように押し込み、2時間ほど放置します。

○

○

完全硬化してしまうと取り外す際、ガチガチに硬化してしまい抜けにくくなってしまうので「まだ若干やわらかいかな？」と思うレベルで取り外しておきます。

○

○

7割ほど硬化した段階でカッターナイフを使用して不必要な箇所をザックリ削っていきます。

○

○

完全に硬化したことを確認して粗めの耐水性紙ヤスリで研磨。

○

○

ある程度平らになったところで周囲を削り、円状に成型していきます。

○

○

 
 
円周の様子を確認しながら紙ヤスリで削り仮組みしてみました。短期間で組んだ割にはなかなか良い感じです。

○

○

穴の径の明記が無いと作業性に支障があるため、目盛りシールを自作。

○

○

並べるとなかなか壮観ですね。

○

○

サークルカッターを使用して規定の寸法にカットして貼り付け。

自作したこともあって愛着度が半端ないですね。

○

○

○

○

せっかく自作したパーツを紛失されては辛いので、ドリルで穴を開けて真鍮ピンを折り曲げて紐を通す部品を作りました。

○

○

本体と繋げて完成！

想像していたよりもちゃんとした完成度で満足です。

○

○

○

○

買い直した方が労力的な意味で絶対に楽ッッッッッッッ！！！ ですが、ネタ的には面白そうだったのでやってみました。

○

○