6月後半から始まり、現在もなおブログのPVが加速度的に向上し続けています。
いつも通り自分の身の回りに起こったことをまとめているスタイルで続けている感じですが、その中で意識的に行った改善策や反省点などをまとめてみました。
目次
突然に上がりだしたPV
ブログを始めて早いもので2年と3ヶ月が経過しました。(2016年9月現在)
「社内で起こった面白いことをつらつら書いていくだけでは誰も読んではくれない現実」を知ってからと言うもの、
「マニアックだけども確実に誰かの役に立っている情報」
をモットーに自分の興味が赴くままに書いていった結果、一日平均のPV(ページビュー)は700件を越えました。
※2015年の6月に急激にPVが下がってしまったのは、サーバーがまるごと消えてしまうトラブルに見舞われたが故です。
それさえ無ければもう少し稼げていたかもしれません・・・
今年6月の段階で、
(´-`).oO(夏までには1日300PV行ければ嬉しいなぁ・・・)
と、夢を見ていた夏の日。
ある日を境にPVが加速度的に上がっていき、最終的には400PVを達成。
目標を軽く達成してしまった勢いに驚きを隠せなかったと同時に、
(´-`).oO(なにか悪いことが起こる前兆じゃないの?・・・)
と素直に事実を受け止めることができませんでした。
「月のPV合計」を統計ページで見てみるとこんな状態に↓
6月から7月の間ッッッ 何があった?! Σ(;´Д`)
これまで少しずつ増えたり減ったりしてきたPVが、ここに来て一気に上昇しています。
“一部の記事がヒットした” とか “SNSにシェアされた” 等の目立ったアクションが起きたわけではありません。
丁度この時期、記事の総件数が「150件」を越えたことをキッカケに様々な「ブログの整地作業」を施した事が候を奏したようです。
それと同時に「直帰率」を意識して「サイトデザイン」や「リンクの構築 」を改善したこともプラスの方向へ働きました。
「PVアップ」の影に潜む「ダウンしない直帰率」
「直帰率」= 読者が始めて訪れた記事を観覧して、他の記事を読むことなく離脱(ブラウザーを閉じる、他のページに飛ぶ)割合。
直帰率の詳細はコチラ↓
ページを閉じてしまう要因として、
・検索サイトから辿り着いたは良いが、求めていた情報と違っていた。
・純粋に記事の内容が面白くない。
・サイトのレイアウト良くない。
・表示速度が遅い
等、原因を挙げていけばキリがありません。
一般的に直帰率は「40%」が目安と言われている中で、現在は「89.7%」と高めの数値・・・。
「直帰率が高い」=ページのコンテンツに魅力がない。
と考えてしまいがちですが、一概にそうとは言えないようで「平均ページ滞在時間」が「2分58秒」とそれなりに長いことから、
「1ページ読んで終わりだとしても、ちゃんとその内容を読んでくれている」
ということが判ります。
この結果から必要な情報に辿り着き、解決できたからそれで満足の流れで直帰率が上がっている傾向にあると気付きました。
今後のPVを上げるために「直帰率を下げること」が一番の改善策と信じて「直帰率が高い」&「滞在時間が少ない」ページを徹底的に修正していきました。
その結果「70.6%」まで落とすことが実現!
地道な作業ですが、
(´-`).oO(やっただけの効果はあるんだなぁ・・・)としみじみ感じました。
行った「改善策」のまとめ
具体的に行った整地作業(改善策)は以下の通り、
・スマートフォンに最適化させる
・リアルタイムアクセス解析ツールの導入
・関連記事プラグインの導入
・過去記事の修正/リストラ
・キラーコンテンツの育成
細かく分けると結構な項目になってしまったので、結果に繋がった対策法 のみに絞りそれぞれ順番に説明していきます。
スマートフォンに最適化させる
数ある改善項目のうち最も早急にしなければならない改善だと思います。
このブログを読んでいる端末を調べて見るとスマートフォンが半数以上を占めていることがわかります。
この数字は無視することはできず「PCで見る前提のサイトだから」といった傲慢な考えは一旦捨て、スマートフォンの画面も視野にいれたレイアウト(段落設定や文字間)に気を遣う必要があります。
“入れるだけ簡単設定”の「Jetpack」
スマートフォンサイズへレイアウト更新を行う際、Wordpressを使っている方はプラグイン「Jetpack」がオススメです。
複数の画面サイズにテーマが対応していなくても自動的に調整して表示してくれるため、「インストール → 設定」 のみで問題が解決。
プラグインをインストールした後で、「Jetpackの設定」を選択。
「モバイルテーマ」にチェックを入れた後で「設定」をクリック。
上記のように設定すれば自動的にスマートフォンサイトに最適化してくれます。
ただし完全に「おまかせ」のため、メニューやレイアウトが崩れてしまう可能性があります。
その点を注意しながら導入を検討してください。
「jetpack」のダウンロードはコチラから↓
リアルタイムアクセス解析ツールの導入
記事を書く意識が激的に変わる「Ptengine」
「傑作の記事が書けた!絶対に面白い!!」
とテンションMAXでアップしたネタも数日が経過して意外と数字が取れていない・・・
・・・よくある話です。
というかウチの場合、7割くらいがこのパターンです。
恐ろしいほどにデータは正直で無慈悲・・・。
PCの画面をそっ閉じして脳内のバラ園へと赴く前に「アクセス解析ツール」を導入して現実を見つめましょう。
この手のツールで代表的なもので言えば「Google Analytics」が一番に頭に浮かびますが、
個人的にオススメしたいのがこの「Ptengine」なるリアルタイムアクセス解析ツール。
「リアルタイム解析」の謳い文句は偽り無しで、細かいデータが素早く(Googleは1日後)手に入ることから「直帰率」の改善に大きく貢献しました。
Google Analyticsのスクリーンショットの開示はNG
ちなみにGoogleアナリティスクの統計をスクリーンショットを撮ってブログ等に開示するのは規約違反の対象になるそうです。
こちらにある「 9. 秘密保持」の項目が該当する模様。
違反した場合のペナルティーがあるかは不明ですが、知った上でアップロードすることは控えた方が良さそうですね。
関連記事プラグインの導入
訪れた方々に「関連する情報も知って欲しい」との願いから導入。
結果、同じテーマの記事を渡り歩くように読んでくれるユーザーが増えました。
現在は「Related Posts」というWordpress用プラグインを使っています。
カテゴリー毎で自動的に読み込んだり、オススメの関連記事を選択できるなど、痒いところに手の届くところがお気に入り。
「Related Posts」のダウンロードはコチラから↓
過去記事の修正/リストラ
著しくにPVが低い記事は再度読み直し、改善の余地なしと判断した場合は即消去。
「記事の総数の多さ」をウリにするため「面白くない記事」もカウントして野ざらしにしたままにすると、該当記事にヒットしたユーザーはすぐさま離れてしまうことでしょう。
時間を割いて書き留めた記事には思い入れが入ってしまい、なかなか行動に移すことが難しいですが「魅力のない記事のリストラ」はサイトの贅肉を落とす行為に等しい作業だと思っています。
ただし「PVが低い」といった理由だけで消してしまうのはNGで、ここにも「直帰率」が大きく絡んできます。
直帰率に強い「日常系ネタ」
以下5件の記事はPVはそれなりの数字でも、
直帰率が “0%”
ということから、今後の動きを見守っていきたいページです。
PVが取れるが直帰率は高い「情報関連ネタ」に対して、直帰率が恐ろしいほど低い「日常系ネタ」の強みを再認識せざるを得ない結果となりました。
「時事ネタ」について思うこと
「時事ネタ」については、起爆力はあるが長続きしないイメージがあります。
趣味で行った玩具改造のネタですが、TV本編の勢いがあるうちはもの凄い勢いのPVを叩きだしたものの、番組の終わりが近付くにつれ比例して影を潜めてしまいました。
ただしこの手の記事は「平均ページ滞在時間」がほぼ10分以上ということから、本当の意味で情報を求めているユーザーには意味のあるページなのだと判断できます。
キラーコンテンツの育成
現在一番PVが多いページがコチラ↓
時期的に汗ばむ季節なので需要が上がって来てるんだろうな〜とスルー気味で眺めていましたが、何日経っても全然勢いが止まりません・・・。
それどころか「時計 洗浄」等のありありふれたキーワードでGoogle検索してみたところ、1ページ目の上位に表示される始末。
名実ともにこの記事がウチのキラーコンテンツと呼ばれるものに成長した瞬間でした。
ただしPVが毎日3桁を超えているとはいえ、直帰率が80%前後を行き来している現状はなんとかしたいものです。
中身のある関連記事を用意して下げていくことが当面の目標となりました。
今後の目標
どこかで「個人ブログは“600pv”からがスタートライン」との文章を見かけました。
企業のブログとはいえ、ライター1名が私生活で行ったもの作りを記事にまとめて回しているため「個人ブログ」範疇に収めて差し支えないと言っても良いと思います。
今までは割と好き勝手に書いてきましたが、
「誰に対して情報を開示しているのか?」
を意識して続けて行こうと思いました。
おそらく今回まとめたこの記事も、数日後に改めて読みなおして修正を入れていくことになるでしょう。
「直帰率の高さ」に頭悩ませる方々の役に立てれば幸いです。