「誕生日のケーキ、なんだか・・・ 凄かったですね。」
前回のエントリーを観覧してのコメントでしょう。
商談中の世間話で、お客様より感想の言葉をいただきました。
・
・
・
「えぇ、凄かったですよ。凄いって言うより「青い」って言うか・・・」
・
記憶の断片から呼び覚まされた変な味のする唾液を抑えつつ、「あれはひどかった・・・」と青春の甘酸っぱさと社会人のしょっぱさを混ぜこぜにしたような「青色」の味を思い出していました。
「自分なりに何らかのオチを付けて、この一件にカタを付けますよ。」
と、なんだか格好良さげな返答をして商談を終えました。
・
・
・
・
・
・
・
〜 数日後 〜
手元に新しいヨーヨーが届きました。
購入したヨーヨーは「YoYoFactory ONEstar」
早速開封して「色味」のチェック。
ちょっと濃いけど良い感じです。 よしよし、これで行こう!
・
・
頭のイメージを手繰り寄せながらラフスケッチを開始。
テーマは「ヨーヨー」「ケーキ」「王冠」の3種類。
・
・
何パターンもデザインを繰り返して候補を絞っていきます。
試行錯誤を繰り返し、納得いくデザインが決定。
・
・
・
ラミネーターにて艶消し処理を施し、サークルカッターにて切り抜いて、
慎重に貼り付ければ・・・
・
この世にひとつの「ヨーヨーケーキヨーヨー!(くどい)」
・
・
・
中央のモチーフは多数の要素をさりげなく組み込んでデザイン。
(サラミの強引さが半端ないですが・・・)
それなりに高いクオリティーを目指して作ったので、個人的にはお気に入りのアイテムとなりました。
完成ホヤホヤの状態でミムラさんに手渡すと
「可愛いヨーヨーですね」
とカスタマイズ品とまったく気付かないまま眺めてました。
・
「元々こんなデザインでした」と言ってもまったく抵抗のないクオリティーに満足しながら、これを見る度に「青いケーキ」を思い出すんだろうなぁ・・・(ナンデ コンナコト シテルンダロ・・・) そう心から思いました。
・
自らさらなるエピソードを追加してしまいましたが、これはこれで味わい深いですね。
・