昨年の春先に“鉄板餃子”の販促ポスターをデザインさせて頂いた“八十八屋様”より再度デザインのご依頼を頂きました。
今回は「手作り豚まん」の販促ポスターと、倉敷にある三井アウトレットパークにて出張販売に使用するタペストリーのデザインの作成です。
以前デザインしたポスターの効果のためか? 餃子の売上は前年のそれに比べて倍以上の注文があったそうです。
(ひとまずは安心・・・ (´~`)ホッ)
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今回の案件は冬の風物詩でもある「豚まん」の販促企画として“ポスター”と“タペストリー”をデザインすることに。
担当デザイナーを中心にクライアントの方と話を進め大筋のイメージを固めます。
その中でも売上を左右する要となる「食材の撮影」を行うため、再度お店を訪問することになりました。
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お店で昼食を食べていたお客様がいなくなったタイミングで撮影開始。
今回もいつものようにデザイナー兼カメラマンのKさんが担当。
アシスタントとして営業のO君とデザイナーのMさんが同行します。
「俺の写真は取らなくて良い」
と照れるO氏。
(はたして照れてるのか迷惑がっているのか?・・・その表情はわかりません)
スピーディーな動きで撮影セットがお店に設置されていきます。
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今回の主役「豚まん様」を半分にカットして見栄えの良い角度を検証。
デザイナーから指示された チラシの裏のらくがき 仕様書を手がかりに理想的な写真を何枚も撮影します。
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今後の汎用性を考えて、思いつく限りのパターンを撮影することに。
イメージに合った小物をお店から借りて早速準備に入ります。
先輩のカメラテクを目で盗みつつ真剣に豚まんを造形。
/ 熱ッ あっちィ! Σ(;´Д`) \
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蒸したての包皮が熱すぎてなかなか作業が進まないMさん。
優しく微笑みながら
「僕は “やけど覚悟” でやってるよ」
と、どんな時もユーモアを欠かさない姿勢で現場の空気を和やかなものにしています。
理想の構図になるまで妥協することなく何度も断面を形成しては崩し、崩しては直しを繰り返していきます。
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途中、店長さんも交えて真剣な表情でお互いの意見を出し合ってます。
撮影された写真を気に入って頂けたため、この日撮影する予定が無かった“他の種類の豚まん”も撮影することとなりました。
予定していた時間より遙かにオーバーした撮影スケジュールの元、無事全ての行程を完了。
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その後、担当デザイナーに素材写真を手渡してデザインに組み込んでいきます。
「写真が綺麗なおかげで修正いらね〜〜〜!!」
と歓喜の声があがります。
しっかりとした写真データの重要性を改めて実感する一件でした。
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〜 数 日 後 〜
完成したポスターを納品後、即店内に掲示して頂けました。
色違いの種類もデザイン。
週末からショッピングモールにてデビュー予定です。
春先までの期間限定ですが、見かける方もいらっしゃるかも知れませんね。
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