ブログを始めて思うこと

このブログを書き始めて早いもので1年半ほど経過しました。
飽き性の自分がここまで続けることができたのはひとえに毎日観覧して頂いている方々のお陰です。

なんか「本日をもって、このブログは終わりです」的な空気が漂うスタートですが最終回ではありません。

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(※写真はイメージです)

現状のブログ内容を観覧した後、興味を持った方が弊社のサイトを見て、

「このブログの内容に対して全く関連性の無い会社じゃないか!?」

と困惑する事も少なくないと思います。
(ある意味“作り出す”という点において関連がないとは言い切れませんが・・・)

まずその辺を順を追って説明しておいた方が良いのかな?と今更ながらに思ったため文章にしてみました。

~ さかのぼること2013年の年末 ~

会社のWebサイトを立ち上げる際にいろいろ下調べした結果、

 

・会社のサイト=存在意義(理念)を伝える媒体
web

 

・Facebook=告知
facebook

 

・ブログ=企業の雰囲気を伝えるツール
blog

 

「3つに分けて各々の特性を生かした使い分けをするのがベスト!」

と、専門職の方からアドバイスを頂いたことがきっかけで当初予定の無かった“ Facebook ”と “ ブログ ”を立ち上げることになりました。

しかしこれは開設当初から困難を極める結果となります・・・。

 

まず「弊社のデザイン実績をサイト内に掲載」することについて大半のクライアントの方から「NG」を頂く形となりました。

「御社(ジャスト)の存在は強みであり、このカードを他社に知られないよう隠しておきたいから」

が主な理由です。

そこまで評価して頂ける事は大変嬉しいことなのですが、弊社が「外部に情報を配信する」という意味では相当数の縛りを受けることになりました。

こういった背景からWebサイトの“ 作品実績 ”のページは華やかさを失い、デザイン会社として新規顧客を得るという面では押しの弱い媒体でのスタート。

ブログでのネタも相当数の縛りを受け、しばらくの間は「社内の日常」や「周囲で起こった出来事」をやりくりしながら綴って行きました。

 

そして迎えた1ヶ月後、平均観覧数は一日1ケタをキープ。

社員や深い関わりのあるお客様からの反応は徐々に現れるものの、新たな購読層を確保してリピートしてもらえるコンテンツとしての弱さは明白です。

「メガネをかけ忘れて車を運転していた会長が、荷受け場のシャッターめがけて突進しました!」

とか

「会長が前方不注意で玄関に突進し、粉々に砕けたガラスで大流血しました!!」

等、非日常クラスのイベント(どちらも例え話でなくて実話です)が定期的に起こってくれれば助かるのですが、現実はそう上手くは行きません。(むしろ会長の体が持ちません)

改善策を考えれば考えるほど

「情報の賞味期限が日増しに短くなっている昨今、いち企画会社の日常を紹介して身内以外に誰が喜ぶのか?」

と疑問を持ち始めることが増えてきました。

 

 

そんなある日、実験的に公開した妖怪メダル作成の記事 ↓

 

掲載初日から3ケタ台の観覧数となりそのままの数字をキープ。

今までの苦労はなんだったんだ・・・と今までのギャップに呆然としながら“価値ある情報の有用性”を痛感すると同時に、

「なんだ。自分の日常生活を晒せばいいだけじゃないか」

pikon

と開き直った瞬間でもありました。

 

その後は仮面ライダー玩具の改造ネタや ↓

 

ランプシェードのDIYネタなど ↓

 

会社に関連するネタを2割ほど掲載しつつ、個人の趣味全開なネタが続くことになりました。

 

正直「ベアリングの復活術なんてどこに需要あるのか?」と思っていた記事が毎日平均20人の観覧数を出していたり、レザークラフトで欠かせない道具である“ウッドスリッカー”の自作ネタがGoogle検索で上位にランクインしたりとか、内容がニッチな故にある一定の集客数を確保している現実が浮き彫りになっていきました。

 

数字は確実ですが、残酷です。

弊社に関係のある話題で観覧数を40件越えた事は今のところありません。
対して仮面ライダー関連の数字はすでに3,000件オーバー ・・・。

ブログ観覧者数を確保するため行った試みは、自分が如何に所属する会社の魅力を伝えきれていないかを痛感する結果となりました。

カウンター総数が増えたとしても正業での利益が上がるわけでもありません。
ましてや弊社の魅力を伝えきれていない現状でこのブログの存在意義を今いちど再定義する必要性があると考え、ここに書き留めました。

とりあえずこれからは「マニアックだけども確実に誰かの役に立っている情報」と「会社の魅力を如何にして伝えていくのか?の検証」を併用してお伝えできればと考え、複数の社員と意見交換していくつもりですので今後ともよろしくお願いします。

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